今日の風景 2018.05.29 楠?樟?楠木?豫樟???
今日、5回目の拭き漆が終わったクスノキのしおりです。ようやくらしくなってきました。
ところで、クスノキを漢字で書く場合、樹木の状態は楠、伐採して丸太になって以降の状態は樟、と何かで勉強しました。
ですので、私の場合は殆ど意図的に樟と書くことが多いのですが、今図書館で借りてる上村武 著「木と日本人」学芸出版社によりますと、
ですので、私の場合は殆ど意図的に樟と書くことが多いのですが、今図書館で借りてる上村武 著「木と日本人」学芸出版社によりますと、
クスノキは漢字では樟と書くのが正しく、昔は豫樟と書いていた。
楠と書くのは本来同じクスノキ科でも、属の違うタブノキ(猪脚樟とも椨とも書く)を指している。
楠木正成の楠がやはりクスノキを指しているように、古くから誤用されていたらしい。
楠と書くのは本来同じクスノキ科でも、属の違うタブノキ(猪脚樟とも椨とも書く)を指している。
楠木正成の楠がやはりクスノキを指しているように、古くから誤用されていたらしい。
上村武 著「木と日本人」学芸出版社 P28
とのことです。立木か丸太か板なのかは関係なく、ともかくクスノキは樟が正解なのですね。楠はタブだと。
勉強になりました。
by Jiro.Fujiwara |
by atelier_teo
| 2018-05-29 19:30
| 雑記